「 お 会 式 法 要 」
青空高く爽やかな晴天のもと十月二十一日、お会式法要が執り行われました。
一人でも多くの方々にご参詣を頂き喜んで頂けるようにと運営委員長のもと、
役員、奉仕者の方々によって着々と準備が進められ当日を迎えることが出来ました。
絶好のバザー日和となり境内にはテントが張られ、きつねうどん、おでん、ジュース、
おにぎり、挽き豆コーヒーの看板が目を引く中、おでんの美味しそうな臭いも漂い
皆さんのお越を今か今かと12時45分の開始を待つばかりです。
バザー責任者より店長、奉仕者に対する役割分担の説明を聞き
「皆様に喜んで頂けるよう笑顔で接し頑張りましょう」との合図と共に開店となりました。
境内ではすでに参詣の方々が次々にお越頂いています。
車で来られた方の駐車誘導に係の方が誘導灯を手に汗を拭きながらの奮闘ぶりです。
お越しになられた順番にバザー券と引き替えて研修棟で食事をして頂きます。
研修棟は皆さんの笑い声や子供さんの賑やかな声も飛び交い熱気が漂う中、
それぞれ食事を楽しみながら会話も弾みゆっくりと食欲の秋の一時を楽しまれていました。
午後二時より、本山講師の上田智淳上人導師の許、安藤順法上人、前原順徳上人を
お迎えしてお会式法要が厳かに執り行われました。
今日はご家族連れの参詣者の方々が多く本堂は一杯になりました。
続経の続く中、お焼香の列が続き、日蓮聖人のご遺徳を偲び、
ご報恩感謝の思いを込めてお焼香をさせて頂きました。
法要終了後、前原順徳上人様、上田智淳上人様よりお話しを拝聴致しました。
前原順徳上人のお話し「口と行動はなかなか伴わないものです。
徳に準じた行動をするよう心がけましょう」と、ご自身を振り返りながらお話し頂きました。
次に上田智淳上人様より「自分自身に信念を持ち、自分を見失うことなく
自分の出来ることを積極的にやりましょう。良い時も、悪い時もあらゆる立場において
自分の身に置き換えて物事を考える事が大切です。」とお話しを戴きました。
三徳の大切さ、人に喜びを与える事を進んで行動に移せるよう心掛けて行こうと思いました。
午後四時法要は終了し、お供養を頂かれた皆様は笑顔を残して帰路に着かれました。
バザー券発行数通りの百名以上のご参詣を頂きバザーも大盛況でした。
皆様に喜び楽しんで頂いたことでお手伝い頂いた方々も笑顔で終了することができました。
これも奉仕者の方々の積極的な行動と三徳の教えの賜だと思いました。
晴天の中、無事にお会式法要を終了することが出来たことは
山首上人様及び先師先哲と諸天のご守護の賜と感謝を致しました。
( 通 信 員 )